Jリーグの選手交代枠は何人までなのでしょうか。
Jリーグの選手交代は、試合の流れを変えたり、戦術を変えたりするときなどに活用されます。
この記事では、Jリーグの選手交代枠や交代回数、脳震盪による選手交代枠、Jリーグの出場選手枠などを詳しく解説します。
この記事を読んでわかること
「Jリーグの選手交代に上限はあるの?出場選手にも枠があるってホント?」という疑問を持っている方必見! 当記事では、Jリーグの選手交代枠や出場選手枠を徹底解説! 選手交代の基本に加えて、脳震盪による選手交代もわかりやすく説明します。 ぜひ読んでみてください! 当サイトでは、J3の最新ニュースや注目情報を随時発信中です。ぜひ、他の記事もご覧ください。 |
Jリーグの選手交代枠は?

Jリーグの選手交代枠は、2020年以降「5名まで」と定められています。
2020年以前の選手交代枠は「3名まで」でしたが、過密スケジュールによる選手の疲労や怪我のリスク軽減を目的として「5名まで」に増加されています。
1試合5名の交代枠を使い切った場合、負傷者やトラブルなどが発生した場合でも交代できないため、選手交代枠の使い方は非常に重要なポイントです。
Jリーグの選手交代回数
Jリーグの選手交代回数は「3回まで(ハーフタイムを除く)」です。
ハーフタイムでの選手交代は3回に含まれないため、ハーフタイムの選手交代を含めると「4回まで」交代できます。
選手交代人数と交代回数は別カウントであり、1回で複数人(2人や3人)の交代も可能です。
2019年までは選手交代人数と交代回数が同じ「3名(3回)」であったため、交代枠と交代回数を意識する必要はありませんでしたが、2020年以降は選手交代枠が「5名」に増え、選手交代回数は「3回」のままであるため、複数人の同時交代を活用するケースが増えています。
脳震盪による選手交代枠

Jリーグには通常の選手交代枠5名のほか、脳震盪による選手交代枠も設けられています。
脳震盪による選手交代枠とは、選手が脳震盪と判断された場合、通常の交代枠とは別に「1名まで」追加で選手交代を行える交代枠のこと。
脳震盪の判断はチームドクターが行い、審判は判断に一切関与しません。
どちらか1チームが脳震盪による選手交代を行った場合、相手チームにも「1名」の交代枠が追加されます。
追加されたチームの選手交代は脳震盪による交代である必要はなく、通常の交代枠が「1名」増える形です。
両チームが脳震盪による選手交代を行った場合、両チーム最大2名の交代枠が追加され、合計「7名(うち1名は脳震盪による交代)」の選手交代を行えます。
さらに、脳震盪による交代と相手チームの脳震盪により交代枠が増えた分は通常の交代回数(3回)には含まれません。
Jリーグの出場選手枠は?

Jリーグの出場選手枠は2024シーズンまで「18名」でしたが、2025シーズン以降は「20名」に変更されます。
2024シーズンまでのJリーグ公式試合におけるエントリー可能選手の上限人数は、スターティングメンバー11名&ベンチ入りメンバー7名の合計18名。
ただし、2020シーズンより選手交代枠が「5名」に増えたことに伴い、2025シーズン以降はスターティングメンバー11名&ベンチ入りメンバー9名の合計20名に増加します。
Jリーグの出場選手枠の変更は正式決定しており、2025シーズンよりすべてのJリーグ公式試合(J1・J2・J3リーグ)で適用されます。
ベンチ入りメンバーが増えることにより、起用する選手の選択肢が増加するため、多彩な戦略変化や若手選手の起用などに期待です!
Jリーグの選手交代枠と選手出場枠に関するよくある質問
Q.Jリーグの選手交代枠は何人まで?
Jリーグの選手交代枠は「5人」までです。
ただし、脳震盪による選手交代枠が各チーム「1名」ずつあり、脳震盪による選手交代を使用した場合は相手チームにも交代枠が「1名」加算されるため、1試合最大「7名」の交代ができます。
Q.Jリーグの選手交代回数は何回まで?
Jリーグの選手交代回数は「3回」までです。
ただし、脳震盪による選手交代や相手チームが脳震盪による選手交代を使用した場合に加算される選手交代は交代回数にカウントされません。
Q.Jリーグの出場選手枠は何人?
Jリーグの出場選手枠は2024シーズンまで「18人」でしたが、2025シーズンから「20人」に変更されます。