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サッカー日本代表、3月の欧州遠征でイングランド&スコットランドと対戦へ

サッカー日本代表、3月の欧州遠征でイングランド&スコットランドと対戦へ

サッカー日本代表は3月31日にイングランドと対戦することが先んじて決まっていましたが、FIFAランク36位のスコットランドとの強化試合を行うことも決定しました。両国ともに北中米W杯に出場予定であり、日本代表にとっては、本大会に向けた絶好のシミュレーションになると期待されています。

また、イングランドやスコットランドにとっても、日本が決して油断できない相手であることは、ブックメーカーが示すオッズからもうかがえます。すでに複数のプラットフォームでワールドカップの優勝オッズが公開されており、日本は“ダークホース”と称されるクロアチアやモロッコと並ぶ水準の倍率となっています。これは、世界中のサッカーファンが「日本なら何かを起こしてくれるかもしれない」という期待を寄せていることの表れと言えるでしょう。

悲願の頂点を目指すインブランド

北中米W杯において、優勝候補の筆頭に挙げられるイングランド代表。前回カタール大会では、準々決勝でフランスとの激闘の末に敗れベスト8に終わりましたが、その選手層の厚さと個々のタレント力は世界最高峰と言っても過言ではありません。

特筆すべきは、2025年1月から指揮を執るトーマス・トゥヘル監督の手腕でしょう。これまで、パリ・サンジェルマンやチェルシー、バイエルン・ミュンヘンといったワールドクラスのチームで指揮をとってきたトゥヘル監督。

彼がイングランド代表監督に就任して以降、チームは従来の堅実さに加え、ドイツ人指揮官特有の論理的な戦術眼が注入され、より隙のないチームへと進化しています。事実、W杯欧州予選では全勝かつ無失点をいう圧倒的成績を残しています

また、攻撃陣に目を向ければ、プレミアリーグで圧倒的な輝きを放つブカヨ・サカの存在が際立ちます。右サイドからのカットイン、そしてゴール前での冷静なフィニッシュワークは、対峙するディフェンダーにとって悪夢そのもの。加えて、中盤には世界最高の才能と称されるジュード・ベリンガム、前線にはハリー・ケインが君臨しており、日本守備陣にとっては90分間一瞬の気の緩みも許されないテストマッチとなるはずです。

28年ぶりの帰還、不屈のスコットランド

スコットランド代表もまた、日本代表にとっては粘り強い相手となるでしょう。彼らは欧州予選を粘り強く勝ち抜き、1998年フランス大会以来、実に28年ぶりとなるW杯出場権を獲得。まさに古豪復活の狼煙を上げようとしています。

そして、このチームの精神的支柱であり、絶対的なキャプテンとして君臨するのがリヴァプール所属のアンドリュー・ロバートソンです。リヴァプールでは日本代表キャプテンの遠藤航とともに、味方を鼓舞し続けるメンタリティを発揮しており、代表チームでもチーム全体に強烈な闘争心を植え付けています。

さらに、今のスコットランドで最も警戒すべき選手として、ナポリ所属のスコット・マクトミネイが挙げられます。マンチェスター・ユナイテッドからセリエAの名門ナポリへ移籍した2024-2025シーズン、加入1年目にしてチームをリーグ優勝へと導き、さらにはセリエA年間MVPをも獲得。中盤でのボール奪取能力だけでなく、重要な局面での得点力を開花させ、今や世界屈指のミッドフィルダーと呼ぶにふさわしい選手となっています。

森保ジャパンの絶対的ストライカーの離脱と、エースの復活

対する日本代表ですが、森保ジャパン発足以来、最多得点を記録し攻撃の核として機能してきた南野拓実が、所属クラブでの試合中に前十字靭帯断裂の大怪我を負い、W杯本戦への出場が絶望的な状況となっています。前線からのプレッシングと、ゴール前での神出鬼没な動きでチームを助けてきた彼の不在は、戦術面だけでなく精神面でも計り知れない損失です。

実際、昨年10月に行われた対ブラジル戦では、ハーフタイムでの彼のチームへの鼓舞が、逆転劇に大きく貢献したと評するメディアも多くありました。

一方で、こうした危機的な状況の中にあって、日本代表にとって明るい材料も存在します。まず、怪我により長らくチームを離脱していた三笘薫が、現地時間1月7日に行われた対マンチェスター・シティ戦で華麗なゴールを決めました。世界屈指のディフェンダーたちを翻弄するドリブルからの得点は、彼の完全復活を印象付けるものでした。

また、もう1人の日本代表エース・久保建英も1月4日のラ・リーガ、対アトレティコ・マドリー戦において圧巻のパフォーマンスを披露。堅守を誇るアトレティコ相手に、鋭いスルーパスで決勝点となるアシストを記録し、2試合連続のMOMにも輝きました。

イングランド、スコットランドという強敵を相手に、三笘と久保の両ウイングがどのように融合するのか、この3月で試されることになります。

まとめ

今回の欧州遠征は、単なる親善試合の枠を超え、北中米W杯に向けた最終選考の意味合いも併せ持つ重要な舞台です。優勝候補のイングランド、そして勢いに乗るスコットランド。欧州の強豪2か国との対戦は、南野拓実という精神的支柱を欠いた日本代表が、逆境の中でどれだけの結束力と修正力を見せられるかを測る、またとない機会です。

世界中が注目するダークホースとしての評価が本物であるのか、サムライブルーの真価が問われます。

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